可愛くてナンボ!

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2018年 09月 09日

琴線に触れる。

日本は一体どうなっているのでしょう?!と思う災害が相次いでいます。
正直、昔から、誰かの不幸があった時、公人では無い一個人の私がこういった公の場所でお悔やみを申し上げるのは、
表面上だけの気がしてあまり好きでは無く、
そういう心配な気持ちは、出来る限り直接伝えたいというのが本音です。
それでも、1日でも早い復興を願って止みません。

他人事では無い災害。肝に銘じているので、万全とはいかないまでもそれなりに準備はしています。
キャンプ用品もそこそこあるので、部屋のあちこちに置いたりもしています。

ウっちやミルちがいた頃は、もっとナーバスになっていて、ちょっとしたお出掛けの時でも、
「ウチミルママのバッグは、ドラ○もんのポケットみたいだね~」と、笑われる程だった。

体温計や救急用品は勿論のコト、ミルちが5歳になってからは常備薬になってしまったステロイドを
必ず先生から1か月分多めに貰い、私の化粧ポーチに予備として忍ばせていた。
何があっても勝手には切れない薬だし、ステロイドにも様々な種類があるから。
毎月新しい薬を貰う度に、前月の分と入れ替えローテーションしていた。
何があってもとりあえず大丈夫な様に、ウっちとミルち、どちらの分も、無くなる一週間前には病院で貰うようにしていた。

停電や断水の報道がされる度に、犬や猫、その他の動物と暮す方々を慮り、そんな事を思い出します。


さて、最近オットと映画を観に行った時、予告編で「プーと大人になった僕」を観ました。
今はテレビでも宣伝されていますね。

その時、プーさんが言っていた言葉が、ずっとワタシの心に引っ掛かっていた。
「仕事(だったかな?)に行かなくちゃいけない」と言った、元・少年の主人公に

「それは風船よりも大事な事なの?」
と、プーさん。

たった一分足らずの予告の言葉が、数日間ワタシの脳裏から離れず、ナンだろう?とモヤモヤしていた。

そして想い出した。
仕事に行こうとした最終段階のワタシを見るウっちとミルちの目だ。
ウっちは「そーゆーもの。」といった目で「しれっ」とした態度をとり、
ミルちは「どーせ、この中でしょ?」と、「ハウスね。」と、ワタシが言わなくても、全てを察し、
全てを諦めたオシリを向け、すごすごとケージに入っていった。(何年か経ってからミルちはフリーにしたけれど)
ダダをこねられるより、この無言の素直な行動はコタエた。
そんな姿を目の当りにする度に、申し訳ないような、可哀想な気持ちになった。
それでも、それが結局はこの子達の為にもなるんだと思ってきた。いや、思うようにしてきた。
仕事や家事に追われる時、つまらなそうな顔をしてワタシを待つふたりに我慢を強いてきた事も少なくない。
そして、清清しい晴天のまさにロングなお散歩日和などは、職場に居ても、
「ワタシは一体こんなトコロで、ナニをしているんだろう?
 こんなお散歩日和の日は、仕事なんかしてる場合ぢゃあないだろっ!」と、苦々しく思っていた事も一度や二度ぢゃあない。
社会人失格と言われようが、飼い主として失格にならなければ良いのだと本気で思っていた(笑)。

仕事に行き、収入を得ること。
日々の生活の中、家事をする事。
済ませなくてはいけない用事をこなすこと。
その他諸々の事を頑張ることは、全て犬達への為に繋がるのだ、そう思っていた。
そして、それは全て私たち人間の都合でもあるのだ。

でも、犬達は違った。
ウっちにとって大事な事は、ワタシと軍手やタオルで引っ張りっこして遊ぶこと。
ミルちにとって大事な事は、オットやワタシが投げたボールを追いかけて遊ぶこと。
そして、そんなふたりにとって一番大事な事は、私たちと一緒に居ること。
たったそれだけの事だったのだ。
勿論、ふたりが本当に私たちを必要としている時、全てにおいて優先してきたつもりだ。
それは別としても、たったそれだけの、そして一番大事な事を、ワタシは忘れてはいなかっただろうか?
大人になると言うコトは、目線がどんどん変ってしまう事だと改めて気が付いた。

出来る、出来ないではなく、そう願っている犬達の目線に立ち、想いを分かってあげられているか、いないか?では、
大きな違いがあるような気がするのだ。
ウっちとミルちが晩年になり、ぼんやりと想っていた事ではあるけれど。
・・・プーに教えられる日が来るとは思わなかったぞ。


今、犬猫の居ない我が家は、誰も迎えていなかった時の生活に戻っている。
「待つ者が誰も居ない気楽さ」を、一つの幸せの形として受け止めようとしている。
だけど、明らかにあの頃とは違う私たちだ。
きっとあの頃だったら、ワタシはこんな風に気付くことも無かっただろう。

人は大人になると風船よりも大事な事ばかりだ。
抱える責任や守るもの、背負うものだらけだ。
綺麗事ばかりで済まされないのが「人の生活」なのだろう。

残念ながら、ワタシはこの映画の本編を観る勇気が、今はまだ無い。
だって、きっとワケも無く号泣するだろうから(笑)

これからも人としての生活をしていく上で、何かに忙殺されていくのだろう。
だけど、時には振り返り、このワタシの琴線に触れた言葉を思い出してみようと思うのです。

「それは、風船よりも大事なことなの?」




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by wendymilfy | 2018-09-09 17:23 | ひとりごと | Comments(0)


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