人気ブログランキング | 話題のタグを見る

可愛くてナンボ!

wendymilfy.exblog.jp
ブログトップ
2015年 07月 15日

ここ数日。そしてウっち。

ウっちが旅立って6日が経ち、それでもまだあまり実感がないような・・・。

ウっちは私達に、私にとって初めて一緒に暮らす犬でした。
初めて「飼う」犬から、沢山の事を経て、「一緒に暮らす犬」となり、「唯一無二の存在」となるに連れ、
以前にも書いた記憶があるけれど、、、
私はいつの頃からか、いつも怯えていたように思います。
傍に居てくれる幸せと、いつかは失うという恐怖感は、いつも隣合せでした。

今、ウっちが傍に居てくれない寂しさの代わりに、私はその怯えからやっと開放されました。

ここ数日、ウっちが紡いでくれた沢山のご縁在る方々と会ったり、お話する事ができました。
そして、思い出話のどれひとつを取っても、それぞれの時代が違っている事に驚きました。

 毎日のように一緒に訓練をし、遊び、散歩で歩き、時には旅行をしたり、
 一番悩み、頑張っていた・・・、そんな一番キラキラと輝いていた頃を一緒に過ごしてくれた友達。

 同じ様な悩みを抱え、それでも犬と真剣に向き合って頑張ってきたスクールのお友達。

 お散歩で出逢い、今でも心を寄せてくれるお友達。

 ブログを始めた事で、出逢い、仲良くなり、食事や旅行にお誘い頂いたお友達。

 競技会で顔を合わせる内に、会話を交わすようになり、後にはキャンプ仲間になったお友達。

 セラピー犬活動をされているお友達を通じて、セラピー犬として参加させて頂いた事もありました。

 お会いした事は無いけれど、長い間ブログを通して心を寄せて下さるお友達。

 手作り食を始めた事で、9年近くも相談に乗って頂いたり、お世話になった方々、
 お店にお邪魔する度に、お忙しい中可愛がって下さり、毎年お誕生日などを覚えていて下さる方々、
 わんSの身体を守る為に、着せるようになった機能的な洋服を、いつも優しく試着させてくれた方々、
 そんな感謝で一杯の方々も、お友達と呼ばせて下さいね。

こうして綴っていても本当にキリがなくて、
こんなにも長い年月を、ウっちと歩いてきたんだなぁ、と、今は懐かしく想い返します。

警戒心が強く、私達以外にはなかなか心を開かないコで、ツラっとした感じのワルイ犬(笑)なところもあったけれど、
一旦、警戒心が解けた人には、オットが「調子にノッテんぢゃね?(笑)」と言うほどフレンドリーにもなれました。
特に、「み~んないい人♪」なミルちと暮すようになってからは、その気配を消す時もあるけれど、
警戒心は薄くなってきていました。
おっきいコと一緒に居る事が多かったけれど、オヤツをもらう時には、
「ウっちゃんは、ココだよ〜!」 と、ちっちゃな身体をぴょんぴょんと跳ねさせ、
必死にアピールしていましたっけ。


覚悟が無かったといえばウソになります。
覚悟なんて、14歳の頃からしていました。
でも、まだ死なせるわけにはいかない、まだ傍に居て欲しい!そんな気持ちの方が大きかった。
それでも、ウっちが15歳のバースディケーキにキャンドルを灯した時、
不思議と私の中で、「ああ、やりきった・・・。」という想いが、心の片隅に芽生えたのも事実です。

酷い、冷静過ぎる飼い主なのかも知れません。


ここ数ヶ月、ウっちと約束をしていた事があります。
 「絶対に、ひとりでは逝っちゃダメだよ!」

ウっちは、しっかりとその最後のお約束を守ってくれました。

最後の2日間、夜中に発作を起こすウっちを暫く抱っこする、という事が続きました。
その時、あまりアイコンタクトが好きではないウっちが、しっかりと私の目を見てくれました。
ウっちゃん、今迄、ママと沢山のお約束をしてきて、たまに「アレ?そだっけ?」と、すっとぼける事もあったけど、
一番大切なママとの約束は、ちゃんと果たしてくれたね。偉かったね、ありがとうね。
私も、ウっちの目を見つめながら、そんな事を心で語りかけていました。

犬は、自分の死に際を選ぶ、と聞いたことがあります。

傍に居たとしても、ほんの一時だけ傍を離れた時に、という話も聞きました。
でも、馴染んだ家で、馴染んだ空気を吸い、愛する人の存在を感じながら、幸せに逝ったのだと想います。

仕事を持つ友達の一人が、「病院でひとりで逝かせてしまった事が、可愛そうだった。」と、話してくれました。
でも、それは違うよ!と、私は言いたいです。
貴女の愛情と想いは絶対に届いていたし、例え病院でも、心からあの子を想い、最後まで手を尽くし、
傍にいてくれる人たちが、あの子には居てくれたんだよ。幸せだったんだよ。
だから、絶対に自分を責めないで欲しい。

私はたまたま、仕事を休む事ができて、傍にいてあげる事が出来たけれど、
可愛いわが子を想う気持ちは、傍に居てあげられても、あげられなくても、皆、想いは一緒なのだと想います。


先週末は、最近何処にも行かれずにいて、しかも、何となく変?と思っているミルちの気分転換も兼ねて、
夕方からニコタマに行きました。
そこに、きなちゃん&ライちゃんファミリーも駆け付けてくれて、久し振りにデプトさんで夕食。
優しい心遣いを本当にありがとう。
一緒の時間を過ごしてくれて、本当に心が救われたし、嬉しかったです。

日曜の夜にはうっち~とIちゃんも・・・。本当にありがとう!
ウっちは、幸せモノだね!

私は、大丈夫です。
私の左手と、ウっちの右前脚は、今でもしっかり繋がれています。
そして、ウっちは最後にある贈り物をしてくれました。
「もう、だいじょうぶだね?」 
そう、ウっちは言ってくれたように思います。
うん、大丈夫、ママはもう、大丈夫だよ。
ウっちゃん、ウっちゃん、ウっちゃん・・・、本当にありがとうね。

でも、きっとまだまだ、ぐじぐじ泣く時があると思うけど、そこは見逃してね。



そう言えば、、、
土曜日のジョーカーさんに行った時、シェルティの仔犬が店長さんに、偶然、抱かれて来た。
シェルティの仔犬なんて、ショップでも年に1回か2回しか見ないし、今までは男の子ばっかり。
なのに、なんで今回に限って女の子?! なんで、今?!
あどけない瞳はウっちを思わせ、白いまんまるいちっちゃなアンヨも、やっぱりウっち・・・。

これは、ウっちが引き合わせてくれたご縁。運命の子!
家族会議中らしいけれど、何とか我が家へ!
・・・と言ったら、ブログ的には劇的展開なのでしょうが・・・、

ありえません!!

だって、、、
ウっちのほうが断然可愛かった!!!(バカ親発言は永遠。)


ここ数日。そしてウっち。_c0159512_1641546.jpg

 ・・・綺麗なお花がまた新たに・・・。ありがとうございます。













 

by wendymilfy | 2015-07-15 16:36 | ありがとう | Comments(0)


<< 一週間。      ウっち、これがホントのお花畑だよ。 >>